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<My Family> *SEI:1972年生 *CHIKO:妻1975年生 *SOU:長男2004年生 *OTO:長女2006年生

東京への出張シリーズ1「なつかしの喫茶店」
2泊3日の東京出張から帰福。
出張とはいうものの、杉並に住む祖母宅に泊まったので、半分帰郷のようなものだ。
(祖母は90歳を超えても、変わらず元気であった。)

何回かに分けて、東京出張時のことを日記に書くことにする。

その1「なつかしの喫茶店」(←安っぽいタイトルだ~)

今回は、市ヶ谷というところで3日間の仕事だった。そのことを、さいたま市在住の叔父に話すと、「HIROに行ってきなよ。」の一言。

「HIRO」
 ・・曙橋にある、なぜか入口に「SPORTS SHOP」と書いてある素敵な喫茶店。
 ・・とても感じの良い夫婦の営む喫茶店。
 ・・娘さんが子役時代、田原俊彦と共演していた連ドラのビデオを見せてもらった喫茶店

なつかしい。。。7、8年行っていない。地図を見ると、確かに都営新宿線で市ヶ谷の隣だ。
仕事の日程を見ると、3日目の昼が唯一空いている。久しぶりにHIROに行くことにした。

そもそもHIROという店に出会ったのは、先述の叔父の紹介だった。音楽関係の営業のため、ちょこちょこ上京していた時に、マスターの顔が広いということもあり紹介してもらった。本当に、とてもお世話になった。にもかかわらず、「自分の音楽に対するスタンスの変化」「結婚をしたこと」などで疎遠になってしまった。


当日の朝、叔父から電話。HIROへの細かい道順の確認後に一言。
「店に入っても、しばらく何も言わずに覚えているかどうか、様子を見てみろよ。」
軽いドッキリじゃん。

曙橋から歩いてHIROへ向かう。色々な思いがこみ上げる。

少しドキドキしながら、店の前に立つ。ランチ900円。5種類の中から選べるようだ。3番のしょうが焼きにしよう。

「いらっしゃいませ。」

マスターもママも、変わってねぇ~。と思いながら、場違いなスーツケースを引きずりながら、席に着く。

「ランチの3番をお願いします。」「かしこまりました。」

マスター気付いてないな。ちょっと顔を<2度見>されたような気もする。
13時過ぎにも拘らず、店内は満席だ。娘さん(子役をしていたNさん)いないなぁ。

忙しそうなので落ち着いてから、ドッキリのネタばらしをしよう。

と、思いながらも一向に客は途絶えず、スープ・サラダ・しょうが焼き・ライスを食べ終え、食後のコーヒーをすすり始めたその時、店内の電話が鳴った。(その瞬間、ちょっと嫌な予感がした)


店の奥から、電話に出るママの声が聞こえてきた。
「あら、ひさしぶり!え~、本当に!!」
絶対に叔父だよ。こんな形で、ネタばらしになるとは。
ママがテクテク歩いてきた。
「SEI君、久しぶり!」

それから、色々と話をした。
 ・お孫さんが2人も連続で出来たこと
 ・Nさんも去年結婚したこと
 ・ご主人が福岡出身だということ
 ・自分も結婚して子供が2人いること etc...

忙しいのに、たくさん話ができた。(写真もいっぱい見せてもらった!)
名刺を置いて、店を後にした。

は勝手な都合で「HIRO」と疎遠になり、勝手な都合で「HIRO」に久しぶりに立ち寄った。

マスターとママは、変わらずに店を守り続けている。
「Nが出産してから、店を手伝ってくれなくて、忙しいんだよな~。」
と愚痴をこぼすマスター、かっこいい。

また行きます、家族を連れて。しょうが焼き美味しかったです。
by seizm | 2008-09-05 19:22 | SEIの独り言


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